北方獣追譚詩 ~ Epic of The Northern Wolf
ハルスベリヤ叙事詩2.5

ゆるいストーリー概略:

『――雪原の夜に狼が鳴く。

 農村の男たちと家畜が一夜で皆殺しにされた。
 残った老人と子供は狼の唸り声を聞いていた。

 戦士たちが槍と火を持って馬に跨り、獣狩りの支度をする。
 彼女は偉大な獣の血が雪原に流れる事を祈願した。

 雪原の夜、狼の声は未だ響いている。』

という訳で新作です。お話的には万人受けする安心の王道モノですね。こんなの作ってますよっていうの。
世の中はとっくに21世紀にもなったと言うのに、懐古趣味的でゲームブック的なRPGです。

色々やりたいことが沢山あるのですが、ごちゃ混ぜキメラにして
3年も4年も時間取られるのは流石に色々許容出来んので、
その内の幾らかを成形して人様の前に出せるものにしたいなあ、と思ったので2.5です。

フリゲじゃなくて有料の同人ゲーとして出します。多分。私がやりたいんだもの。

ふわっとした中身:

何時だか、「次何か作る時は少女オンリーでやったる」と強く思ったので、今回はみんな女の子です。
登場人物に合わせて、前作よりもほのぼのとしたストーリー運びになると思われます。
少女たちが夜も昼も無く、ステップ地帯で、雑木林の中で、月夜で、
自分の汗と競合者の血、時には獣の糞に塗れながらひたすら人喰い狼の群れを追いかけます。

成果を挙げられず何時までもグズグズしていると、
大人たちが野焼きの為に軍隊(大公親衛団”ドルジーナ”とか、長老連のベテランコサック)を出動させ、
本来手柄になるはずのものを全部かっさらわれてしまいます。
そうなるとバッドエンド。後ろ指さされながら故郷に泣いて帰る羽目になります。

ほら、都会はあんたに合わないのよ。はやいとこ帰って来て、家業を継ぎな。
ヤダー! 私は自分で成り上がりたいんですー! 手下も自分で揃えますー!!
城主の首の一つや二つ、親に頼らなくても取れるんですーー!!